10/19,29のハンドメイド石けん教室
10月のハンドメイド石けん教室では、シアバターをたっぷり配合した
乾燥した季節にピッタリの石けんを作りました。

アフリカで古くから日焼けや傷の手入れ、肌の保護に使われてきたシアバター。
融点が高いため常温では固形です。
保湿効果とともに加齢肌の弾力アップやシワ改善に効果的なバターです。

湯せんで溶かすとこんな色。

他のオイルもブレンドして作ります。
オイル、苛性ソーダ水とも45℃前後にして混ぜ合わせていきます。

シアバターを配合する油は速くけん化してくれ、30分程で型入れができます。
シアバターは不けん化物(フィトケミカル)の割合が2~11%と高く、
肌にとっての有用な成分が多く含まれた高価なバター。
この効能をそのまま取り入れた石けんにしたいので、
けん化した石けん生地に、もう一度全油脂の10%の量のシアバターを加えます。
これでシアバターが10%過剰油脂として残っている石けんとなります。

シアバター配合すると、溶け崩れしにくく
保質効果の高い上質の石けんになってくれます。
肌荒れしやすい乾燥した季節に小さいお子さんにも
おすすめしたい石けんです。
乾燥した季節にピッタリの石けんを作りました。

アフリカで古くから日焼けや傷の手入れ、肌の保護に使われてきたシアバター。
融点が高いため常温では固形です。
保湿効果とともに加齢肌の弾力アップやシワ改善に効果的なバターです。

湯せんで溶かすとこんな色。

他のオイルもブレンドして作ります。
オイル、苛性ソーダ水とも45℃前後にして混ぜ合わせていきます。

シアバターを配合する油は速くけん化してくれ、30分程で型入れができます。
シアバターは不けん化物(フィトケミカル)の割合が2~11%と高く、
肌にとっての有用な成分が多く含まれた高価なバター。
この効能をそのまま取り入れた石けんにしたいので、
けん化した石けん生地に、もう一度全油脂の10%の量のシアバターを加えます。
これでシアバターが10%過剰油脂として残っている石けんとなります。

シアバター配合すると、溶け崩れしにくく
保質効果の高い上質の石けんになってくれます。
肌荒れしやすい乾燥した季節に小さいお子さんにも
おすすめしたい石けんです。
9月の石けん教室「太白ごま油のアロエ石けん」
9月の教室では太白ごま油を使ったアロエの石けんを作りました。

今回使用する油たち
太白ごま油はスーパーでも売っている食用のもの。
生のごまを絞って精製した白ごま油で、
焙煎して作る琥珀色のごま油とは違い、香りはしません。

精製水とキダチアロエの葉のゲルの部分を
ミキサーにかけたもので苛性ソーダ水を作ります。
アロエは古くから「医者いらず」といわれる程
様々な効能を持つことが知られ、家庭の常備薬として庭先でよく栽培されていますよね。

我が家の庭にも生育旺盛な鉢植えキダチアロエがあります。
今回、このアロエからゲルを取り出して石けん作りに使用しました。
キダチはアロエの中では比較的寒さに強く 日本の気候に合っていて育てやすいのでよく栽培されている品種です。
肉厚のアロエベラの方がゲルが多いのですが、
身近で手に入りやすいということで、キダチアロエを使うことにしました。

皮をめくるとこんな感じ。

ゲルは無味無臭無色透明。アロエの美容効果の中核を担っています。
アロエチン、アロエシンによる殺菌作用、美白効果。
ムコ多糖体ムチンによる保湿作用、皮脂分泌調整作用・・
調べるといいこと尽くしのアロエですが、
アロインという、人によっては刺激となってしまう
成分がキダチアロエには多く含まれています。
アロインは便通効果、健胃効果など薬効効果が
強力なため薬事法の規制を受けている成分で注意も必要ですが、
火傷、日焼けなどに効果的なアロエウルシンという成分は
キダチアロエのみに含まれる成分なので
薬効的にはキダチアロエの利用価値は高いですよね。

前回作ったアロエ石けんは、キダチアロエをパウダー状にして
丸ごとキダチアロエの効能を取り入れたのでモスグリーン色をしていますが、
今回はアロインの存在する葉の裏の薄い層を除去して
葉肉のゲルのみを使用するので違う色の石けんになります。

アロエのゲルををミキサーにかけ、冷蔵庫に一晩おいて濾したものを
苛性ソーダ水に使います。

苛性ソーダを加えた直後、一瞬アロエ水溶液は黄色~オレンジ色に変色し・・


かき混ぜていくとサーモンピンク色の水溶液に変わります。

45℃に温度を合わせてから、アロエ苛性ソーダ水をオイルに加えます。

加えた直後はこんな色ですが・・

よく混ぜ合わせて約2時間程で、きれいなピンク色の石けん生地となります。

アロエの葉の皮部分を除去して、ゲルだけを利用して石けんを作ると
こんなにも色が変わった石けんとなります。
おもしろいですね。

牛乳パックに型入れして、お持ち帰りいただきます。


アロエゲルをイメージして、透明石けんのコンフェを加えました。
かわいい石けんができあがりました!

キダチアロエは利用価値大なので、毎年株分けして増やしています。

生育旺盛で、このように土にさしておくと簡単に増えてくれてくれますよ。

今回使用する油たち
太白ごま油はスーパーでも売っている食用のもの。
生のごまを絞って精製した白ごま油で、
焙煎して作る琥珀色のごま油とは違い、香りはしません。

精製水とキダチアロエの葉のゲルの部分を
ミキサーにかけたもので苛性ソーダ水を作ります。
アロエは古くから「医者いらず」といわれる程
様々な効能を持つことが知られ、家庭の常備薬として庭先でよく栽培されていますよね。

我が家の庭にも生育旺盛な鉢植えキダチアロエがあります。
今回、このアロエからゲルを取り出して石けん作りに使用しました。
キダチはアロエの中では比較的寒さに強く 日本の気候に合っていて育てやすいのでよく栽培されている品種です。
肉厚のアロエベラの方がゲルが多いのですが、
身近で手に入りやすいということで、キダチアロエを使うことにしました。

皮をめくるとこんな感じ。

ゲルは無味無臭無色透明。アロエの美容効果の中核を担っています。
アロエチン、アロエシンによる殺菌作用、美白効果。
ムコ多糖体ムチンによる保湿作用、皮脂分泌調整作用・・
調べるといいこと尽くしのアロエですが、
アロインという、人によっては刺激となってしまう
成分がキダチアロエには多く含まれています。
アロインは便通効果、健胃効果など薬効効果が
強力なため薬事法の規制を受けている成分で注意も必要ですが、
火傷、日焼けなどに効果的なアロエウルシンという成分は
キダチアロエのみに含まれる成分なので
薬効的にはキダチアロエの利用価値は高いですよね。

前回作ったアロエ石けんは、キダチアロエをパウダー状にして
丸ごとキダチアロエの効能を取り入れたのでモスグリーン色をしていますが、
今回はアロインの存在する葉の裏の薄い層を除去して
葉肉のゲルのみを使用するので違う色の石けんになります。

アロエのゲルををミキサーにかけ、冷蔵庫に一晩おいて濾したものを
苛性ソーダ水に使います。

苛性ソーダを加えた直後、一瞬アロエ水溶液は黄色~オレンジ色に変色し・・


かき混ぜていくとサーモンピンク色の水溶液に変わります。

45℃に温度を合わせてから、アロエ苛性ソーダ水をオイルに加えます。

加えた直後はこんな色ですが・・

よく混ぜ合わせて約2時間程で、きれいなピンク色の石けん生地となります。

アロエの葉の皮部分を除去して、ゲルだけを利用して石けんを作ると
こんなにも色が変わった石けんとなります。
おもしろいですね。

牛乳パックに型入れして、お持ち帰りいただきます。


アロエゲルをイメージして、透明石けんのコンフェを加えました。
かわいい石けんができあがりました!

キダチアロエは利用価値大なので、毎年株分けして増やしています。

生育旺盛で、このように土にさしておくと簡単に増えてくれてくれますよ。