神戸新聞に掲載していただきました。

先月、神戸新聞に手作り石けんの記事を掲載していただきました。
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赤ちゃんからお年寄りまで、敏感肌の方にも安心して使っていただける「手作り石けん」の素晴らしさをお伝えしたい・・という思いで始めた「手作り石けん教室」。
今年で6年目に入りますが、私の力不足もあり残念ながらまだまだ近隣地域にさえもあまり認知されておりません。
ですので、今回取り上げていただけたことは認知される大きなきっかけとなり大変ありがたく、うれしい限りです。

「手作り石けん」が、私個人の小さな趣味というレベルじゃなく、多くの人に認知され役に立って欲しい・・
なので広まらないと意味がない!
ということで、お肌にとってよい洗浄剤とは・・を日々真剣に追求し、知識・情報収集、実験、レシピ・資料作りに時間を費やしています。

ですが、費やす時間の割には認知度がついて来なくて、本音を言うと投げ出したくなることが多々ありつつ、でもなんとか思い直して続けてきたというのが現状です・・

でも今回、地道にでも諦めずに続けていくことの大切さを実感しました!
ゆっくりでもいいから、続けることで広げて行こう!
掲載していただいたことを励みに、これからも前進して行きます!

ユズ果実のコールドプロセス石けん

ユズ果実を丸ごと使った石けん
今回はコールドプロセスの固形石けんを作った時のレポートです。

香り成分であるリモネンやシトラール、肌の健康を保つビタミンC、β-カロテンを豊富に含むユズの果皮。
肌荒れや冷え性に効果的で美肌効果が期待できます。
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強い抗酸化作用を持ち、老化防止にも効能を発揮するヘスペリジンが多く含まれるのはユズの筋部分です。
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ユズに含まれるヘスペリジンの量は柑橘類の中でも特に多く、みかんの20倍・レモンの3倍だそうです。

ユズ果皮、筋をミキサーにかけたユズジュース
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オリーブオイル、ココナッツオイル、パームオイルのブレンド油脂。   苛性ソーダを加えたユズジュース。
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これを合わせ、約2時間で石けん生地の完成です。
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石けん生地に、ユズ果皮をパウダー状にしたもの、先ほどのユズジュースも少し加え型入れします。
ユズ果皮に含まれていたリモネンやシトラールの香りは、残念ながら石けん内に残りませんのでユズの精油も加えました。
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型に流し込んだところ
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6週間後
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ユズの筋も加えたらこんな感じの仕上がりです。
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なんだかおいしそうですね。
使い心地もしっとりいい感じの石けんです。

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今回、お友達のご実家から頂戴したたくさんのユズ。たっぷり使わせていただき、贅沢で上質の石けんを作ることができ感謝!

実は我が家の庭のユズの木はこんな感じ・・
もう植えて8年ほどになりますが、全く実らないのです・・
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ゆずは成長が遅く、実を実らせるまでに10数年かかるそうすので、うちのユズさんも後数年後には実ってくれるのでしょうか・・?
いつかうちの庭のユズでも石けんを作ってみたいと思っています。

ユズを果実ごと使ったぷるぷる石けん

前回レポートしたユズの種エキスと果皮を利用したぷるぷる石けん
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今度はユズを果実ごとふんだんに使ったぷるぷる石けんのレポートです。
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果実をまるごとミキサーにかけジュースにします。
果皮、筋、果汁・・これに苛性カリを加えて水溶液を作りますが、きれいな色の石けんに仕上がるでしょうか?・・
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   油脂↑  ユズジュースに苛性カリを加えたところ↑
苛性カリを加えたユズジュースは濃いオレンジ色に変化!

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油脂とユズジュースのカリ水溶液を合わせた直後はきれいなオレンジ色でしたが・・

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けん化が進むにつれてこんな色のリキッドソープベースに仕上がりました。
ユズジュースでは苛性カリの影響を受け茶色の石けんになってしまうのか・・と少しドキドキしましたが・・

ぷるぷる石けんにしたらこんな色
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ユズ果実のぷるぷる石けん↑ ユズの種エキスのぷるぷる石けん↑
ユズ果実で作った方が若干暗めの仕上がりではありますが、共にきれいなユズの色です。

実は今回のぷるぷる石けんのリキッドは、「アルコールを使わないで作ったぷるぷる石けんの仕上がりと使い心地はどうか?」を確認したくて、アルコールでけん化反応を進めたリキッドではなくホットプロセスで約3時間ほど時間をかけてゆっくりかき混ぜながら作ったアルコールフリーのものです。

というのも、私は敏感肌のため、石けん内の残留アルコールが少し刺激になり、冬場は特にカサカサになってしまうことがあります。
3か月以上熟成させれば気にならないのですが、アルコールを使う透明石けんやぷるぷる石けんは冬にはあまり使いたくないなという印象がありました。
なのでできるだけアルコールは使いたくない・・でも使わないと仕上がりに影響が出るかも・・?

ですが、アルコールフリーで作ったユズ果実まるごとのぷるぷる石けんは、透き通るほどの透明感はないものの深みのあるユズ色でいい感じ!
また酸性のユズジュースの影響を強く受けるためか、できたてでもpH10くらいで使い心地もとてもよいです。
(私が今まで作ったリキッドはだいたいできたてはpH14~12と強アルカリで、できてすぐに使えるものではなく、1日~保温させたり、酸性で中和させてpH10~8.5くらいに下げて使用しています)
アルコールフリーでもあるのでその点でもお肌には刺激なしです。

アルコールを使わない分、保存性は気になるところですが、保存の経過も見ていきたいと思います。

今年もたくさん入手できたら、教室レシピにもぜひ取り入れたいと思います!




ユズのぷるぷる石けんを作ってみました!

12月に友人からユズをいただきました!こんなにたくさん!
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今年はご実家のお庭でたくさん収穫できたそう。
もちろんユズ湯にユズジャム、ユズ茶を堪能!
それでも使いきれないくらい実っていて利用に悩んでいるというお話をきいて、それではぜひ石けんを作らせていただこうと思い立ち、譲っていただいた訳です。
以前からユズ石けんは作っていますが、ユズ果実、そして精油ともなれば結構高価なためユズを存分に使う石けんは作ったことがありませんでした。

でも今回はこんなにたくさんのユズで贅沢な石けんを作らせて頂きました!感謝です!

頂いてから、早速ユズを皮、筋、種、果汁に分けました。
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さてどんな石けんを作りましょうか?
色々考えて、最初は以前から作ってみたかった「ユズのぷるぷる石けん」に挑戦しました。

まずはユズ種をメインに使ったぷるぷる石けんです。
ユズ種を漬け込んだアルコールを使ってぷるぷる石けんのリキッドソープベースを作ります。

アルコール分25%の焼酎にユズ種をつけ混みました。
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2週間漬け込んだところ。
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ユズペクチンが抽出され、トロリとしています。
ぺクチンは保湿効果がありお肌のうるおいを保ってくれたり、シミ、くすみの生成を抑制する働きがあるといわれている有効成分です。

種を濾して利用します。
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苛性カリと油脂を合わせて温めているところにユズ種焼酎を加え、けん化反応を進めます。
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しばらくするとアクのようなものが浮いてきて・・
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ぶくぶくと泡立ってきました。
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反応がおさまってから、約5分程かき混ぜると透明のペースト状に。
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ユズ種リキッドソープベースができあがりました!

ユズ種リキッドソープベースをぷるぷる石けんにアレンジ。
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とてもきれいなユズ色、そしてまあまあの透明感!(ユズ皮を乾燥させて作ったパウダーも少し加えました)

リキッドソープベースはアルコール100%の無水エタノールでしか作ったことがなかったので、度数の低い焼酎では仕上がりにどう影響するのか・・と思っていましたが硬すぎる仕上がりでもなく、ぷるぷる石けんにアレンジしても透明感は出たので問題なしだと思います。
無水エタノールならもっと透明感が出たのでしょうか・・?いや無水エタノールなら度数が高すぎてペクチンがうまく抽出できない?色々試行錯誤しましたが、透明度にそれほどこだわらないなら焼酎か日本酒がおすすめだという考えにおさまりました。

これはユズ果汁
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ユズ茶にして美味しく頂きました。
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ユズってまるごとすべてに利用価値がある優れもの!あらためて気づかされました。

今回はユズ種を利用した石けんでしたが、次回はユズの皮、筋を使った石けん作りのレポートをします!
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レッドパームオイルの透明石けん作り

2月15日はレッドパームオイルを使った透明石けん作りの教室を開催しました。

レッドパームオイルは酸化しにくく硬い石けんにしてくれるので、石けん作りによく利用します。
天然のカロチンやビタミンAやEの栄養素が豊富で、傷や荒れた肌を保護し修復する効果が期待できるオイルです。
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ホットプロセスで作成していますので、約10分程でけん化。ソープベースができあがりました。
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グリセリン、グラニュー糖、精製水でシュガーシロップを作っています。
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透明石けんはソープベースにシュガーシロップやアルコールなどの透明化剤を添加して、透明感を出します。
ソープベースに無水エタノールを加えたところです。
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無水エタノールを加えたソープベースとシュガーシロップを湯せんで温めています。
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ソープベースはなかなかダマが溶けないので、時々容器を揺らしながらダマがなくなるまで温めます。
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極力アルコール分が飛ばないように作業することが失敗しないコツなので、ダマは容器のふたを閉めた状態で溶かすのが理想なのですが、容器を揺らすだけではなかなか溶けないので、時々ふたを開けてかき混ぜたりもします。
約20分程で溶けてくれました。

完全にダマがなくなったら温めたシュガーシロップ、揮発してしまった分の無水エタノールを加えてよく混ぜ、透明せっん生地が完成!
表面の膜や容器の回りにこびりついたものは入らないように濾器を使って型に流し込みます。
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未精製のオイルや植物チンキなどの植物エキスを使用すると、思うような透明度が得られないこともあるのですが、レッドパームオイルは問題なくきれいな透明石けんに仕上がってくれます。
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透明石けんはけん化率100%で作るため、過剰油脂がなくpHが高くなりがちで残留アルコールも肌に刺激になりがちだといわれていますが、石けん分が60%までとなるので皮脂を奪い過ぎず、透明化剤は保湿剤としても作用します。
3か月ほどしっかり熟成させて使うとしっとりした洗い上がりの石けんになってくれます。

次回の透明石けんを作る教室は5月15日(月)、17日(水)です。
ボタニカル透明石けんを作ります。
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ハンドメイド石けん教室プチママン・ポム


2月の「ベジタブルぷるぷる石けん」教室

2月17日、プチママン・ポム教室にて天然素材のベジタブル色素を使ってカラフルなぷるぷる石けんを作りました。
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ソープベースに増粘剤やアルコールを加えてゲル化させると、ぷるぷるした弾力性のある石けんに仕上がります。

第一の作業は、ぷるぷる石けんに使うリキッドソープベース作りです。
苛性カリを使ってリキッドソープベースを作り、それをぷるぷる石けんにアレンジするわけです。
まずは使用するオイルを計量。
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固形石けんを作る苛性ソーダで作ったソープベースでも作ることは可能ですが、苛性カリで作ったリキッドソープベースでの石けんの方がぷるぷる感と透明感の持続性が高いので、今回は苛性カリ使用です。

苛性カリ水溶液とオイルを約70℃で合わせ、
無水エタノールでけん化反応を進めますので、リキッドソープベースは約10分程で完成です。
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次にぷるぷる石けんへのアレンジ作業に進みます。

できあがったリキッドソープベースを精製水で希釈し、温めてダマを溶かしています。
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リキッドを温めている間、ベジタブル色材、精油を選んでカップ型に入れる作業。
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湯せんで温めてかき混ぜ、しっかり溶かします。ここが粉末の色材でもきれいに仕上がるか否かの大きなポイント!
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しっかり混ぜたら、カップ型にリキッドソープを流し込みます。
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よーくかき混ぜたら作業終了です。
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天然の植物粉末で色づけしていますので、優しい色合いのぷるぷる石けんですよ!
常温約6~8時間程で型だし可能。
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できたてリキッドソープベースで作ったので、pHが高くてすぐには使えませんが、3か月ほど置くとぷるぷる感触の使い心地のよい石けんになってくれます。

プチママン・ポムの「ぷるぷる石けん講座」は、リキッドソープベースから作成していただきますので、液体石けん作りも体験できるとってもお得な講座です!ご参加お待ちしております!
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次回開催は4月17、26、27日です。
http://petitmamanpomme.jp/handmadesekkenkyousitu.html

太白ごま油のアロエ石けん

9月のハンドメイド石けん教室ではアロエを利用した石けんを作りました。
「医者いらず」といわれる程様々な効能があるアロエ。
特にキダチアロエは比較的寒さに強く 日本の気候に合っていて育てやすいので
昔から家庭の常備薬としてよく栽培されている品種です。我が家のこの生育旺盛なアロエもキダチアロエです。
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葉肉からゲルを取り出して石けん作りに使用します。
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精製水とキダチアロエのゲルの部分を ミキサーにかけたもの。これで苛性ソーダ水を作ります。
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今回使うメインオイルは太白ごま油。スーパーでも売っている食用のものです。
生のごまを絞って精製した白ごま油で、 焙煎して作る琥珀色のごま油とは違い、香りはしません。
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キダチアロエ生ジュース            太白ごま油

今回使用する材料
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キダチアロエ生ジュースに苛性ソーダを加えたとこ。
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オイルを合わせた直後はこんな色。
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しばらく混ぜるとこんなかわいいピンク色に変化です。
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3時間程でトレースが出て型入れできます。
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かわいいピンク色、そして使い心地もとてもよい人気レシピです。
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マカデミア・シナモンコーヒー石けん

7月のハンドメイド石けん教室ではマカデミア・シナモンコーヒーの石けんを作りました。
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いつものようにオイルをブレンドし、苛性ソーダ水と混ぜ合わせて石けん生地を作りました。
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マカデミアナッツオイルはここでスーパーファットで加えます。
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マカデミアナッツオイルは皮膚細胞の再生効果を持つパルミトレイン酸が約20%と豊富に含まれ、たんぱく質、炭水化物、ミネラル、ビタミンなどの栄養素もバランス良く含むとても高価なオイル。
人の皮脂にもっとも近くなじみやすいため、マッサージに利用されたりアンチエイジング、サンケア化粧品にもよく利用されていますね。高い抗酸化作用があり、酸化安定性にも優れていて石けんの材料としては好都合のオイルなのですが、汚れを落として洗い流すことが本来のお仕事である石けんにたくさん配合するのにはちょっとためらいを覚えますので、石けん生地に全油脂の5%の量を後入れして油脂の状態で残し、効率よく利用します。

香り高い「スパイスの王様」シナモンを加えます。
シナモンには毛細血管の保護・修復作用、血行促進作用があり、しみ、しわの改善や、肌を清潔に保つ作用あります。
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混ぜたらこんな色。
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今回はコーヒーを使って2色の生地を用意し、マーブル模様を作ります。
精製水で抽出したコーヒーを濾して、取り分けた生地に加えます。
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ダークブラウンの生地ができました。
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2色の生地を交互に型入れしていきます。
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最後にかき混ぜ棒でくるくるかき混ぜました。
6週間後こんな石けんに仕上がりました。
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香りにも深みがあり、まるでコーヒーを飲んでいる時のようにほっこり心まで癒してくれる石けんです。
プロフィール

プチママン・ポム

Author:プチママン・ポム
神戸市北区 プチママン・ポムは、ベビーマッサージ教室、ハンドメイド石けん教室などを通して、子育て世代ファミリーの「子育てハッピーライフ」を応援しています。

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